チャンピオンシップ降格のサウサンプトンMFロメオ・ラビアを巡り、リバプールは3つのクラブとの争奪戦に…?

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Liverpool is in a battle with three clubs for Southampton midfielder Romeo Lavia, who is relegated to the Championship...? 移籍

アダム・ララーナやサディオ・マネ、フィルジル・ファンダイクらリバプールで活躍した選手たちを輩出し、日本代表DF吉田麻也も長年在籍したことから、日本のサッカーファンにも馴染み深いサウサンプトンは今季のプレミアリーグで最下位になり、来季はチャンピオンシップで戦うことが決定。

降格に伴い、ジェームズ・ウォード=プラウズら主力組に退団の噂が飛び交っており、昨夏にマンチェスター・シティから加入したばかりの19歳MFロメオ・ラビアもそのひとり。10代ながらも34試合に出場し、トップリーグでは26試合もスタメンの座を掴み、イングランド国内で評価を高めた。

リバプールからの関心が伝わる中、他にも3つのビッグクラブも争奪戦に参戦。古巣でもあるマンチェスター・シティに加えて、チェルシーやアーセナルが若きベルギー代表MFの動向を追っていると、海外メディア『Football Insider』が報じた。

サウサンプトンに売却する際に、4000万ポンド(約56億円)での買い戻し条項が付随しているが、有効になるのは来年以降。シティも若きミッドフィルダーの成長を評価しているらしく、条項を発動せずに、早めに才能を確保する可能性がある。

来季からマウリシオ・ポチェッティーノ新監督が就任するチェルシーは、アルゼンチン人指揮官の意向に沿った人員整理や選手獲得を推し進めており、同監督はサウサンプトンでポテンシャルを見せ付けたベルギー代表MFの獲得を熱望しているようだ。

アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督も同選手のファンと言われ、チャンピオンズリーグとプレミアリーグの両立を乗り切るために戦力の強化を狙っている。しかし、優先ターゲットはデクラン・ライス(ウェストハム)やモイセス・カイセド(ブライトン)であり、率先して動く確率は低そうだ。

リバプールは中盤の若返りが喫緊の課題となっており、今夏の移籍市場において大幅入れ替えに取り組む予定。今シーズンの最終節では、パスミスからディオゴ・ジョッタに先制点を献上するなど、スタメンでは頼りないが、長い戦いを乗り切るためのオプションとしては面白い存在であることを証明している。

はたして、19歳ミッドフィルダーの未来はどのクラブにあるのだろうか…?

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