ボルシア・ドルトムントMFジュード・ベリンガム獲得レースから撤退したリバプール。シーズン途中からチェルシーMFメイソン・マウントへの関心が報じられており、イングランド代表MF以外にも様々なターゲットがいる中でも、トップターゲットと位置付けられていた。
しかし、チャンピオンズリーグを逃したことで事態は急変。さらに、チェルシーが契約が残り1年の選手に対しても強気の価格を設定していたこともあり、リバプールは別のターゲットへの関心を強め、ブライトンMFアレクシス・マック・アリスター獲得はまもなく公式発表される見込みだ。
プレミアリーグ3位に入り、来季のCL出場権を確保したマンチェスター・ユナイテッドも争奪戦に参戦しており、同大会出場を希望するマウントと個人合意に至ったとも伝えられていたが、独『Sky Sport Germany』フロリアン・プレッテンベルク記者によれば、リバプール移籍の可能性もまだ残されているようだ。
同記者はマンチェスター・ユナイテッドが猛プッシュをかけている事実を認め、イングランド代表MF獲得に全力を傾けているとしつつも、マンUかリバプールかで選択肢が残されていると投稿。移籍金も報道されていたような高額な金額ではなく、4500万ユーロ(約58.5億円)から5000万ユーロ(約65億円)になると伝えた。
News #Mount: Been told #MUFC is pushing a lot! Ten Hag and the bosses share the same opinion about him: They definitely want him! Within the club all are convinced of him.
— Florian Plettenberg (@Plettigoal) June 5, 2023
➡️ Understand he will decide between ManUtd or Liverpool. #LFC
➡️ Price valuation at this stage: €45-50m… pic.twitter.com/gOIJvurLii
リバプールはアルゼンチン代表MFを確保し、次なる補強に向けてクアディオ・コネ、ケフレン・テュラム、ガブリ・ベイガらに接触しており、いまやメイソン・マウントの文字は見ることがなくなった。
今回の報道が本当であれば、リバプールにもまだチャンスはある。はたして、中盤強化を目指すリバプールは、チェルシーと契約交渉が難航している同ミッドフィルダーに対して、働きかけることはあるのだろうか…?