ミッドフィルダー陣の刷新に向けて動き出しているリバプールは、ブライトンからアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターを獲得し、さらなる補強へ狼煙を上げた格好だ。フランス代表コンビに触手を伸ばしていると言われる中、スペインで台頭する若手にも興味を示している。
昨夏にもリバプールからの関心が噂され、最終的にはフリートランスファーでACミランからバルセロナに移籍したコートジボワール代表MFフランク・ケシエの名前が急浮上しており、一部報道ではこの夏にふたたび獲得を試みると伝えられていた。
給与バランスを整えるためにも放出候補と言われる同選手だが、今夏の移籍市場で再注目することはなさそうだ。ファブリツィオ・ロマーノ氏(イタリア人ジャーナリスト)は、リバプールにとっての優先ターゲットではない事実を明かし、選手側も嘘の情報であると真っ向から否定した。
There's nothing concrete between Liverpool and Barça for Franck Kessié at this stage. Despite recent rumours this deal is not a priority for the Reds. 🔴🇨🇮 #LFC
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) June 8, 2023
Also player's camp insists on "fake news". Xavi will speak to Kessié about his future soon. pic.twitter.com/2bja0121uY
新天地では途中出場が多く、プレー時間に苦しんだ印象が強いコートジボワール代表MF。シャビ監督率いるチームに順応しているとも言い切れず、ペドリやガビら将来有望な若手も多い環境で、来シーズンも同じような境遇になる可能性が高い。
絶対的なレギュラーではなく、望ましいオファーが届けば放出もあり得そうな立ち位置。シャビ監督とは近く対話の機会が設けられるそうで、その時に今後の去就が明らかになるだろう。いずれにしても、これからリバプールが同選手獲得に乗り出す確率は限りなくゼロに近い。
はたして、元ACミランMFは1年でスペインに別れを告げるのか、もしくはバルセロナでさらなる飛躍を求めて残留を決断するのか…?