一時代を築いたリバプールも過渡期に入り、フォワード陣は若返りが進んでいるものの、ミッドフィルダー陣の世代交代は遅れていた。今シーズンの不調もあり、本腰を入れた同クラブは、中盤の入れ替えを一気に進めている。
最低でも新たなミッドフィルダーが3名を獲得したいリバプールは、プレミアリーグが終了するとともに、ブライトンMFアレクシス・マック・アリスターとの交渉を前進させ、3500万ポンドの契約解除金を支払うことで、ワールドカップを制覇した選手の獲得を実現させた。
現時点で評価は高く、新シーズンの主軸としての活躍が期待される中、その真価はシーズンが始まってからであると、元リバプールDFジェイミー・キャラガーは釘を刺しつつも、プレミアリーグ経験者でワールドカップを制覇したメンバー、そして年齢を考慮して、あの移籍金で獲得した古巣クラブの取引を絶賛した。
「彼は確かに良い選手だ。良い補強のまま終わるかどうかは、シーズンが始まってから分かる。彼は中盤のあらゆるポジションをこなせるようだから、リバプールの助けになるだろう。スーパータレントに見えるよ。」
「ブライトンは素晴らしいチームだが、ブライトンから出た選手は他のチームでブライトンにいた頃のようなフォームを再現できていない。それは、彼らがブライトンの特別なシステムの一部だから?デ・ゼルビは今シーズン、素晴らしい仕事をしており、それはそれで面白いかもしれない。」
「いずれにしても、値段を考えれば、素晴らしいサインだと思う。ワールドカップ優勝者でプレミアリーグの経験があり、まだ24歳の選手に、3500万ポンドは破格の金額だ。」
Sky Sports