石油大国サウジアラビアによるサッカー界での影響力が増し続けている。2021年にはサウジアラビアの政府系ファンドを中心とするコンソーシアムがニューカッスル・ユナイテッドを買収し、今季はプレミアリーグで4位に入り、久しぶりにチャンピオンズリーグ出場権を手にした。
昨シーズン途中にはマンチェスター・ユナイテッドと契約解除になったポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがアル・ナスルに移籍。この夏には、元フランス代表FWカリム・ベンゼマや同国代表MFエンゴロ・カンテがサウジアラビア行きを選択している。
そして、この流れに元リバプールFWサディオ・マネも乗るかもしれない。独『Sky Sport Germany』フロリアン・プレッテンベルク記者によれば、サウジアラビアはセネガル代表FWを狙っており、この夏、もしくは来夏に獲得しようとしているようだ。
News #Mané: He‘s a transfer target for 🇸🇦 this summer or next year! He’s on the list.
— Florian Plettenberg (@Plettigoal) June 10, 2023
➡️ But no official offer yet and internally Mané’s management made clear that he wants to stay. However his future at Bayern is still open. @SkySportDE 🇸🇳 pic.twitter.com/ZLNWbEZvsH
ただし、まだ正式なオファーが届いておらず、サディオ・マネもバイエルン残留を希望していることから、現時点では動きはない。それでも、バイエルン・ミュンヘンは同選手を放出候補のひとりと考えており、移籍市場が閉まるまでにドイツから離れる可能性もありそうだ。
プレミアリーグ復帰も報じられており、古巣リバプールやニューカッスル・ユナイテッドらの名前が浮上している。しかし、リバプールがふたたびセネガル代表ストライカーを迎え入れる可能性は低く、イングランドに舞い戻るにしても別のクラブに上陸することになるだろう。
はたして、ブンデスリーガでは苦悩の1シーズン目を過ごした同フォワードは、1年でチームを変えることになるのか…?