昨シーズンは不調に苦しんだリバプールだが、シーズン後半の巻き返しで5位でフィニッシュ。来季ヨーロッパリーグ出場権を手に入れたものの、平均年齢が高くなっているミッドフィルダー陣のアップデートは避けられない。
この夏の移籍マーケットでは、アルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターを獲得。さらなる中盤強化を目指し、最低でもミッドフィルダー2名の確保に向けて動いており、ニースMFケフレン・テュラムを中心に交渉を進めている。
中盤の選手に全力を傾けているが、最終ラインの強化も同時に行われるのではと噂されてきた。移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏(イタリア人ジャーナリスト)はそれが事実であると断言し、できれば左利きのセンターバックを追い求めていると伝えた。
Liverpool are working on two more new midfielders after Mac Allister but there’s also clear intention to sign a new centre back this summer. 🔴 #LFC
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) June 12, 2023
Klopp and new director Schmadtke, on it — contacts are taking place behind the scenes for new CB, priority left footed. pic.twitter.com/jcBMXZbt5h
フランクフルトと契約満了になる元フランスU-21代表DFエヴァン・エンディカはASローマ移籍が近づいており、バイエルンとの契約更新をしないと明言したフランス代表DFバンジャマン・パヴァールは右利きで、その条件からは外れる。
ヨシュコ・グヴァルディオル(RBライプツィヒ)はまさにピッタリな人材であるものの、マンチェスター・シティも狙う逸材獲得に必要な移籍金を支払えない。最近のニュースをベースにするのであれば、ゴンサロ・イナシオ(スポルティング)が現実的なターゲットになりそうだ。
しかし、リバプールは水面下で動くことも多く、獲得直前で情報が漏れ出る場合も多い。噂にすら挙がっていない左利きセンターバックにすでに接触を図っている可能性もあり、今夏の積極的な補強からは一時も目が離せない…