ジョーダン・ヘンダーソン、チアゴ・アルカンタラ、ファビーニョらに代わり、新世代の主軸となれるミッドフィルダーを求めるリバプールは、ブライトンから24歳MFアレクシス・マック・アリスターを獲得し、早速1人目を確保した。
次なる補強を行うべく、リバプールはフランス代表U-21代表コンビ、ケフレン・テュラムやクアディオ・コネらに加えて、バイエルンでは出場機会に恵まれていないオランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフがターゲット言われる中、スペインにおける新進気鋭の21歳MFガブリ・ベイガも候補に挙げられている。
ファブリツィオ・ロマーノ氏(イタリア人ジャーナリスト)によれば、リバプールはすでに同選手と近い人物と何度か接触を図っており、数あるチームの中でも最も関心を持っているクラブとして名指しし、獲得に向けて最大のチャンスを手にしているようだ。
「リバプールは今週、ガブリ・ベイガに近しい人たちと何度か話し合いを実施した。彼は質の高い選手だが、刺激的な選手で、私は彼が本当に好きだし、世界で最高の才能のひとりだ。」
「リバプールはこの選手に最も興味を持っているクラブの1つで、ニューカッスルとの契約を締結したという報道があったが、それは全く事実無根。リバプールはガブリ・ベイガに本当に興味を持っている。」
「リバプールにとっては大きなチャンスであり、彼らは “この選手はお金に見合うか?” “私たちに必要なのはこれなのか?” 検討を重ねている。」
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ケフレン・テュラムらに比べると、攻撃的な選手で、得点も取れるミッドフィルダーとして名を馳せている。今シーズン、大ブレイクを果たしたため、トップリーグで経験値こそ少ないが、非凡なポテンシャルを感じさせる。
異次元のフロントスリーがゴールを量産していたが、ダルウィン・ヌニェスやコーディ・ガクポ、ルイス・ディアス、ディオゴ・ジョッタらが同じペースで得点を奪える保証はなく、これまでは得点力がなくても許された中盤にも高い決定力が求められることも想定でき、そのパターンにはピッタリと当てはまるタイプの選手と言える。
マンチェスター・シティではイルカイ・ギュンドアンやケヴィン・デ・ブライネが二桁得点を挙げ、アーセナルでもマルティン・ウーデゴールが15得点、グラニト・ジャカも9得点。リバプールではウイングでもプレーするハーヴェイ・エリオットが5得点でトップ。
新たな時代に向けて、新たなオプションとして、ゴール前で仕事ができるミッドフィルダーの必要性もひしひしと感じるが、リバプールはスペインU-21代表MF獲得に成功するのだろうか…?