今シーズン、ヴォルフスブルクで大ブレイクを果たしたオランダU-21代表DFミッキー・ファン・デ・フェンは、プレミアリーグからの関心が頻繁に報じられており、新たに左利きのセンターバックを狙うリバプールも動向に注目している。
ブンデスリーガで33試合に出場し、市場価値は上り調子。現代のセンターバックに求められるボールコントロールや前線へのパスを備えており、守備時においてもドリブラーに対して簡単には負けずに、十分な走力も有している。
世界でもトップクラスのディフェンダーに成長するポテンシャルを感じさせる同センターバックだが、所属クラブは売却を検討しておらず、契約解除条項もなく、移籍金も設定されていないと、独『Sky Sport Germany』フロリアン・プレッテンベルク記者が伝えた。
Micky van de Ven was on the list as he’s a left-footed centre. Player was aware of Bayern‘s interest but it’s not hot now. He is open to leave Wolfsburg as there’s is an interest from the Premier League.
— Florian Plettenberg (@Plettigoal) June 16, 2023
Understand, he’s not for sale! No release clause. No price tag!… pic.twitter.com/6MF0XWccSF
同選手はインタビューでリバプールからの関心を認識していることを話しており、この夏での移籍に前向きな発言を残している。また、アンフィールドに行ったこともあるとも口にしており、アンフィールドでのプレーに憧れている趣旨のコメントも。
まだ経験不足は否めず、もう1年間ブンデスリーガで揉まれる方が22歳センターバックにとっては良さそうな気もするが、大活躍した場合には移籍金が釣り上がり、ライバルチームが現れればさらに高額になる確率も低くはない。
この夏に完全移籍で獲得し、1年間のローンバックも選択肢になり得る。難しい判断が求められるリバプールだが、放出を希望しないヴォルフスブルクを説得し、同選手の移籍を実現させることができるのだろうか…?