今シーズン、アカデミーからトップチームに昇格したセルタ・デ・ビーゴMFガブリ・ベイガは、36試合11ゴール4アシストと目覚ましい活躍を見せ、U-21欧州選手権2023に臨んでいるスペインU-21代表に選出された。
昇格初年度でミッドフィルダーながら二桁得点を挙げた同選手には、リバプールやチェルシーらが獲得に向けて動き出しており、両クラブとも契約解除金などを確認しており、チーム内で移籍金と見合う取引となるか検討している。
中盤の刷新が必須のリバプールは、イングランド代表MFメイソン・マウントを狙っていたが、チャンピオンズリーグを希望する同選手はマンチェスター・ユナイテッド移籍が濃厚。より安価でゴールも奪える攻撃的ミッドフィルダーとして、セルタ・デ・ビーゴMFに熱い眼差しを向けている。
いまのところ、リバプールもチェルシーもオファーこそ出していないものの、スペインU-21代表MFは今夏での移籍に前向きで、所属クラブを去る見込みであると、独『Sky Sport Germany』フロリアン・プレッテンベルク記者が伝えた。
Gabri #Veiga is ready for the next step now. He will leave Celta Vigo. His management is considering many options as he could become a future top player in central midfield.
— Florian Plettenberg (@Plettigoal) June 20, 2023
➡️ Contact and talks with #CFC and others
➡️ Release clause of around €40m – confirmed
➡️ Bayern is… pic.twitter.com/clEooV3nnM
移籍金は4000万ユーロ(約52億円)前後と見られており、リバプールやチェルシーにすれば支払えない金額ではない。ただし、前者はもっとフィジカルの強いケフレン・テュラムらを優先して獲得を目指しており、そちらのビジネスが完了しない限りはスペインに向かうことはないかもしれない。
いきなり現れたスペインの若き逸材は、イングランド行きが近づいているように思えるが、どのクラブに落ち着くのだろか…?