昨シーズンはブンデスリーガで5試合のみ出場だったオランダU-21代表DFミッキー・ファン・デ・フェンだが、今季はレギュラーの座を掴み取り、33試合でプレー。DFBポカールでも3試合に出場を果たし、一躍期待の若手センターバックとして評価を高めた。
2027年までヴォルフスブルクとの契約を残す同ディフェンダーには、リバプール移籍の噂が付き纏っている。左利きのセンターバックを狙っており、他のディフェンダーと比較しても安い移籍金で獲得ができるだけに、豊富な資金力を持たないクラブにとって魅力的なターゲットだ。
同選手の代理人を務めるホセ・フォルテス・ロドリゲス氏は、今夏での移籍について言及。多くのクラブが関心を寄せていることを認めつつ、現時点で残留すると明言することを避け、何が起こるかわからないと移籍を匂わせた。
「ミッキーは素晴らしいシーズンを過ごし、興味を持っているクラブはたくさんある。彼が絶対にヴォルフスブルクに残るといま断言するのは愚かなことだ。この夏に何が起こるかわからない。ミッキーのように成長した選手は、クラブから自動的に声がかかる。」
「さっきも言ったように、この夏は何が起こるかわからない。しかし、もし適切なクラブが現れなかったとしたら、ミッキーがヴォルフスブルクに残っても良いではないだろうか?」
WAZ
2021年に母国FCフォレンダムから移籍してきたオランダU-21代表DFは、新たなチャレンジに前向きとも言われているものの、クラブは売却不可としているいう報道も出回っており、様々な情報が錯綜している。
現在はU-21欧州選手権に同国代表として参加しているため、いろんなものが動き出すのは大会後になりそうだ。はたして、ミッキー・ファン・デ・フェンはこの夏にステップアップを飾り、アンフィールドでプレーすることになるのだろうか…?