惜しまれつつも、リバプールでの8年間に終止符を打った元ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノ。クラブへのリスペクトからシーズン中に移籍交渉を行うことなく、シーズンが終わってから他のクラブとの交渉を開始した。
インテル・ミラノやアトレティコ・マドリードらの名前が挙がる一方で、メジャーリーグサッカー(MLS)のセントルイス・シティも関心を示すなど、31歳フォワードを巡る争奪戦は過熱。しかし、サウジアラビアのアル・アハリが獲得に近づいている。
ベン・ジェイコブス氏(スポーツ・ジャーナリスト)によれば、過去48時間で話し合いは順調に前進し、3年契約に合意する見込みで、カリム・ベンゼマやエンゴロ・カンテらヨーロッパサッカーで時代を築いた選手たちと同じリーグでプレーするようだ。/.
Al-Ahli sources are convinced Firmino will sign a three-year contract and have everything ready to finalise the deal this week. Sources describe talks as positive and very advanced over the past 48 hours.
— Ben Jacobs (@JacobsBen) June 26, 2023
Saudi dealmakers compiled an original pre-window list of 20 names and… https://t.co/8q25BiIlpR
サウジアラビアはこの夏に積極的な投資でネームバリューの高い選手たちを獲得。26歳のルベン・ネヴェスも中東行きを決断しており、他にも20代プレーヤーが移籍を決意すれば、サウジ・プロフェッショナルリーグがヨーロッパに並ぶトップリーグになる可能性もあり得る。
まだまだチャンピオンズリーグでも活躍できるだけの実力を有しており、ヨーロッパを後にするのは惜しい気もしないでもない。それでも莫大な投資を進めるサウジアラビアのプロジェクトに参加してみたい気持ちもわからないでもない。
はたして、フィルミーノはそのままサウジアラビア行きを決断するのだろうか…?