ミッドフィルダー陣の強化を目指すリバプールは、少なくとも3名の中盤選手を獲得する予定で、今夏の移籍市場において精力的に動き回っている。アレクシス・マック・アリスターを加えてもなお、様々な選手との関係が噂されており、最近になり、ハンガリー代表MFドミニク・ショボスライの名前が急浮上。
契約解除金として7000万ユーロ(約91億円)が設定されているものの、その期限は本日まで。移籍情報に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏(イタリア人ジャーナリスト)によれば、リバプールにとって重要なターゲットであるとし、チーム内でオファーを提示するか検討しているようだ。
ニューカッスルも関心を示しているが、ACミランからイタリア代表MFサンドロ・トナーリなどを獲得しており、予算的にはリバプールが有利と見られているとも語った。
RBライプツィヒでは通算91試合20ゴール22アシストを記録し、攻撃的ミッドフィルダーだけではなく、左右のウイングでもプレー。マンチェスター・ユナイテッドに移籍したイングランド代表MFメイソン・マウントにも似たエリアをカバーでき、時折停滞するリバプール攻撃陣の活性化に打ってつけの人材であることは間違いない。
しかし、問題はリバプールに十分な予算が残されているかどうか。ショボスライ以外にも、さらにミッドフィルダーを1名、左利きセンターバックの確保にも動いており、この時点で7000万ユーロの出費は大きな痛手になりかねない。
はたして、リバプールはハンガリーの “至宝” 獲得に向けて、今日中に動き出すことはあり得るのだろうか…?