中盤の再構築に向けて、リバプールはアレクシス・マック・アリスターとドミニク・ショボスライ獲得に成功。トップ下でも、ボランチでもプレー可能なアルゼンチン代表MFに加えて、前線で攻撃を活性化させる選手を手に入れたことで、残るはファジカルで負けない守備的ミッドフィルダーだ。
長らく関心が報じられてきたフランスU-21代表MFケフレン・テュラムに加えて、プレミアリーグから降格したサウサンプトンMFロメオ・ラビアに注目しており、ファブリツィオ・ロマーノ氏(イタリア人ジャーナリスト)によれば、所属クラブは5000万ポンド(約70億円)を要求しているようだ。
Liverpool are in the race for Romeo Lavia since Monday… and no changes despite Szoboszlai & Mac Allister incoming. 🚨🔴 #LFC
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) July 2, 2023
Liverpool remain keen on signing Lavia, on list with Thuram.
Arsenal, still very interested — but it depends on Thomas exit.
Southampton want £50m fee. pic.twitter.com/4waeX8pSdH
同様に関心が噂されてきたクアディオ・コネやガブリ・ベイガはリストから外れていそうだ。テュラムやラビアはともに恵まれた体格で強いフィジカルを有している。最終ラインの前で相手の攻撃の芽を摘む仕事も問題なく行える。
ただし、ベルギー代表MFはどっしりと構える印象が強い一方で、フランスU-21代表MFはもう1列前が適正ポジションかもしれない。時には前線に駆け上がり、ペナルティエリア内でもプレーに関与する。元リバプールMFジョルジニオ・ワイナルドゥムにも似ており、オランダ代表MFの身長をより高くした印象だ。
移籍金はどちらもさほど変わらないが、サウサンプトンが降格している分、交渉余地は大きいように思える。アーセナルも関心を示しているものの、トーマス・パルティの去就次第。素早く動けば、ライバルがいない状態で、交渉に臨めるメリットもある。
はたして、リバプールは中盤3人目の補強として、どちらの選手を連れてくることになるのだろうか…?