アレクシス・マック・アリスターに加えて、ドミニク・ソボスライを獲得したリバプール。中盤の再構築を粛々と推し進めており、残るピースは守備的ミッドフィルダー。しばらくの間、ケフレン・テュラムとロメオ・ラビアの2選手がトップターゲットと見られていたが、その状況が変わりつつある。
ベン・ジェイコブス氏(スポーツ・ジャーナリスト)によれば、リバプールはニースとの交渉から手を引き、フランスU-21代表MFケフレン・テュラム獲得に向けた動きを中止した。移籍金は問題ではなく、ハンガリー代表MFを迎えたことで、ファビーニョの直接的な後継者であるサウサンプトンMFロメオ・ラビアのみに集中しているようだ。
Understand Liverpool now don’t plan to sign Khephren Thuram following Dominik Szoboszlai’s arrival. Talks NOT taking place with Nice this week. #LFC have explored the deal and price not an obstacle. Thuram available for far less than €60m. Romeo Lavia is the one to watch.🔴 pic.twitter.com/P13hfCVObt
— Ben Jacobs (@JacobsBen) July 4, 2023
守備的なミッドフィルダーでありつつも、攻撃にも顔を出せるタイプのニースMF。元リバプールMFジョルジニオ・ワイナルドゥムの身長を高くしたような選手ではなく、最終ラインの前でどっしりと構えつつも、相手の攻撃の芽を摘める選手を選んだ格好だ。
所属するサウサンプトンは昨季限りでプレミアリーグから降格しており、移籍金に関しても強気で交渉に臨める。選手側は退団を希望しているとも伝えられており、競合としてはアーセナルやチェルシーの名前が挙がっている。
はたして、リバプールはふたたび “スマート” なビジネスで、ベルギー代表の若きMFをアンフィールドに連れてくることができるだろうか…?