アレクシス・マック・アリスターやドミニク・ソボスライ獲得を成立させたリバプールは、ひとまず中盤の補強を完了。左利きのセンターバックへの関心は継続されており、チェルシーDFレヴィ・コルウィルの名前が頻繁にメディアを賑わせている。
ただし、ミッドフィルダー陣の補強も終わりとは限らない。状況次第では、サウサンプトンMFロメオ・ラビア獲得に動き出す可能性を残しており、アーセナルやチェルシーらと争奪戦を展開するかもしれない。
海外メディア『Football Insider』によれば、サウサンプトンは同選手の移籍金として5000万ポンド(約70億円)を要求しているものの、リバプールは4000万ポンド(約56億円)までしか支払うつもりはなく、獲得レースが本格的になった場合にはベルギー代表MFを逃す公算が高まっている。
2027年まで所属クラブと契約を結ぶ19歳ミッドフィルダーは、昨シーズンのプレミアリーグでの活躍で評価を高めた。イングランド代表MFデクラン・ライスを獲得したが、アーセナルもアクセルを踏む確率はゼロではなく、新シーズンが開幕するまでに動きがありそうだ。
現時点では、リバプールが本格参戦する可能性は低いが、ファビーニョやステファン・バイチェティッチらに負傷が相次いだ場合には、急遽獲得に乗り出すこともあり得る。
はたして、チャンピオンシップでのプレーを希望しないロメオ・ラビアの新天地はどこになるのだろうか…?