2011年からリバプールに在籍するベテランMFジョーダン・ヘンダーソンのサウジアラビア行きが加速している。超高額なオファーを提示したアル・イテファクに心が傾いている同選手は、クロップ監督とも話し合いを実施する見通し。
スティーブン・ジェラード監督率いる中東のクラブは、フリートランスファーでの獲得を画策していたことが、ファブリツィオ・ロマーノ氏の投稿により判明。2年契約を残す同選手だが、双方合意の契約解除を狙っていた模様だが、リバプールは1000万ポンド(約14億円)を要求する見込みのようだ。
Jordan Henderson update. Understand Liverpool have asked for £10m fee to Al Ettifaq — with main part upfront. 🔴🇸🇦
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) July 13, 2023
Negotiations continue waiting for player final decision. Al Ettifaq plan was to get Henderson on free transfer but #LFC insist on £10m fee. pic.twitter.com/S2L4rarTFb
強烈なリーダーシップに加えて、まだイングランド代表に呼ばれていることを考えると、非常にリーズナブルな金額。ネームバリューからも1500万ポンド〜2000万ポンドくらいは狙える選手であるものの、推測でしかないが、長年の功労者の希望に沿った流れなのだろう。
資金力には困らないサウジアラビアのクラブだけに、移籍金で問題になることはないはずだ。この報道が出ている時点で、ヘンダーソンが移籍希望を申し入れた可能性が高く、クラブ間合意に向けて交渉が進むことになる。
リバプールに残された問題は、後継者問題。キャプテンシーの部分に加えて、ポジション的にも補強は必須であり、かねてから噂されてきたサウサンプトンMFロメオ・ラビアら獲得に動き出すことになるだろうが…はたして…!?