アレクシス・マック・アリスターとドミニク・ソボスライと順調に補強を進めたリバプールだが、守備的ミッドフィルダー獲得において苦戦が続いている。ブライトンMFモイセス・カイセドに失恋し、サウサンプトンMFロメオ・ラビアもロンドン行きが濃厚だ。
ファビーニョが抜けてしまったため、中盤の底でプレーできる選手を迎えなければならず、いまは別のターゲットに視線を移している。ファブリツィオ・ロマーノ氏によると、リバプールは継続的にケフレン・テュラムとクアディオ・コネの動向を追う一方で、タイラー・アダムス獲得の可能性を否定した。
「モイセス・カイセドは、チェルシーとブライトンが交渉を重ねた長い夏と信じられないような騒動を経て、チェルシーの新しい選手となったが、ロメオ・ラビアについても重要な最新情報が入ってきた。」
「ラビアは、チェルシー、代理人、サウサンプトンの関係者全員に、チェルシーへの移籍を望んでいることをはっきりと伝えた。決断が下されたため、チェルシーとサウサンプトンは夜のうちに連絡を取り合っている。ブルーズは今週中に契約を成立させたいと考えており、今日が重要な日になるだろう。」
「マウリシオ・ポチェッティーノ監督はカーニー・チュクウェメカにとても満足している。コナー・ギャラガーについては、移籍の可能性はあるが、オファー次第だろう。」
「しかし、リバプールはどうなったのだろうか？リバプールはサウサンプトンとの交渉に2週間を費やし、選手からGOサインをもらったが、ラビアにとってはあくまで可能性の話であり、リバプールだけを希望していたわけではない。」
「それからチェルシーがレースに参戦したとき、彼らにはジョー・シールズという重要な人物がいた。彼はチェルシーのディレクターの一人で、マンチェスター・シティのアカデミーでディレクターを務め、サウサンプトンでラビアと契約したときにはディレクターを務めており、ラビアを選手としてほぼ作り上げた。今、シールズはチェルシーにいて、再びラビアと契約し、この物語に大きな変化をもたらしている。」
「チェルシーは約5000万ポンドプラスアルファでこの契約を成立させるようだ。彼らはアドオンの支払いをどうするか話し合っており、その後に契約が完了することになる。リバプールは選手がチェルシーを好んでいることを知っていたから、サウサンプトンとの契約を結んでいなかった。」
「リバプールは今後、別のターゲットに移る。ケフレン・テュラムとクアディオ・コネの両選手を、夏の前半と同じように追いかけ続けているが、今度は誰を狙うのか見てみよう。もちろん、カイセドやラビアの件で問題になったように、リークを制限しようとするだろう。」
「リバプールの中盤はオープンな競争だが、そのポジションで少なくとも1人の新戦力と契約するのは間違いない。今夜の時点では、タイラー・アダムスに対するリバプールのオファーは聞いていない。ボーンマスはこの条項を発動させ、選手が移籍を熱望しているようなので、私は彼らがリーズMFを獲得する有力候補だと見ている。」
Caught Offside column