ファビーニョが退団したことで、守備的ミッドフィルダー確保が急務となったリバプールは、モイセス・カイセドやロメオ・ラビアを逃した後、日本代表MF遠藤航を獲得。同クラブは、さらなる補強を狙っており、ライアン・フラーフェンベルフやアンドレらが筆頭候補として挙げられている。
一方で、プレミアリーグで実績十分な中堅ミッドフィルダー、マンチェスター・シティMFカルバン・フィリップスも候補のひとりと言われている。昨夏にシティに加入したばかりで、ライバルチームに売却する可能性は低く、あくまでガセネタかと思っていたが、どうやら問い合わせは実施されていたようだ。
ファブリツィオ・ロマーノ氏(イタリア人ジャーナリスト)は、リバプールがイングランド代表MFの動向を確認するために一報を入れたのは事実であると認めつつも、現時点で進捗はなく、選手側もエティハド・スタジアムに留まることを優先していると語った。
「リバプールは、カルバン・フィリップスというもう一人の選手の状況を知るために話し合いを始めた。
「リバプールがカルバン・フィリップスの動向を尋ねたのは事実だ。なぜなら、同選手の優先順位はマンチェスター・シティに残り、シティで戦うことだったからだ。」
「でも、今のところ、クラブ間の具体的な交渉はない。」
Kick
30歳の日本代表キャプテンを獲得したリバプールにとって、次に狙うべきは20代前半のミッドフィルダーだ。イングランドでの経験は豊富で、怪我さえなければ計算が立つ貴重な戦力であることに間違いはないが、この夏に推し進めた世代交代があまり意味をなさなくなってしまう。
シティではスペイン代表MFロドリの控えから抜け出せていないが、シーズンを戦う上では欠かせない選手をライバルチームにプレゼントするとは考えにくい。
カルバン・フィリップスがアンフィールドでプレーする未来はほぼ見えないが、他のターゲットを逃した場合には確率が高まりそうだが、どうなるだろうか…?