ミッドフィルダー陣の世代交代を推し進めたリバプールは、獲得に成功したアレクシス・マック・アリスターやドミニク・ソボスライ以外にも、ケフレン・テュラムやクアディオ・コネら数多くのプレーヤーの動向を追っていた。
彼らと同じくターゲットとして挙げられていたのが、セルタ・デ・ビーゴに所属するスペインU-21代表MFガブリ・ベイガ。時間が流れるにつれ、優先度が低くなっていったが、昨季セリエAを制覇したナポリが強い関心を示し、交渉を成立させるために動いていた。
ところが、ナポリとの交渉が長引いている間に、サウジアラビアの資金力が投入された。リヤド・マフレズやロベルト・フィルミーノ、フランク・ケシエ、アラン・サン＝マクシマンらを獲得したアル・アハリがクラブ間合意に辿り着き、若きスペイン人MFも中東行きに首を縦に振ったと、ファブリツィオ・ロマーノ氏が伝えた。
「ガブリ・ベイガはアル・アハリ加入へ。セルタ・デ・ビーゴがオファーを受諾し、選手も “イエス” と応えた。」
「ベイガの決断には、マティアス・ヤイスレ監督の存在が不可欠だった。」
「アル・アハリが秘密のトップターゲットと契約した。」
「サウジ側は世界最高のタレントに投資したい – そして今、彼らはまた宝石のようなガブリ・ベイガを手に入れた。」
EXCLUSIVE: Gabri Veiga to Al Ahli, here we go! Bid accepted by Celta, player also said yes 🚨🟢🇸🇦
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) August 23, 2023
Coach Jaissle was crucial for Veiga to accept.
Al Ahli sign their secret top target.
Saudi side want to invest on world best talents — and now they also got the gem Gabri Veiga. pic.twitter.com/8xfOMyiUTS
リバプールやナポリ以外にも、アーセナルなどの名前も挙がっていた時期もあり、トップリーグの強豪クラブが関心を寄せていた逸材は、ヨーロッパサッカーでのプレーを捨て、サウジアラビアで新たなキャリアを歩み始める。
20代中盤でヨーロッパを離れる決断を下したルベン・ネヴェスらよりも衝撃が走った移籍話。はたして、ガブリ・ベイガはサウジアラビアで輝くことができるだろうか…？