アレクシス・マック・アリスターやドミニク・ソボスライ、遠藤航と3人のミッドフィルダーを獲得してきたリバプールだが、さらなる中盤の強化を狙っている。プレミアリーグやヨーロッパを舞台に活躍する複数のミッドフィルダーが候補として挙げられてきた。
検討しているうちに、時間は過ぎており、移籍マーケットの締切も刻一刻と近づいている。獲得可能性や要求額など複合的に検討を進めるリバプールは、昨季限りでプレミアリーグから降格したレスター・シティMFウィルフレッド・エンディディにターゲットを移す確率があると、英『The Independent』ミゲル・デラニー記者が伝えた。
「リバプールはもう1人、中盤の選手を獲得できないか調査している。クリスタル・パレスのシェイク・ドゥクレにはまだ関心があるが、今のところ金額面で見送られている。」
「降格が決まったレスター・シティが移籍市場の最後の数日での取引に乗り気であることから、ウィルフレッド・エンディディが検討されるかもしれない。」
26歳のナイジェリア代表MFは、プレミアリーグで通算192試合に出場し、7ゴール10アシストを記録。チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグでもプレー経験を持ち、一時期はイングランド国内でも屈指の守備的ミッドフィルダーとして名を馳せた。
ただし、昨季限りでリバプールを退団したナビ・ケイタやアレックス・オックスレイド=チェンバレンに似て、負傷の回数が多い。シーズンの3分の1をベンチ外で過ごすことも少なくなく、1年間を通しては計算が立ちにくい。
移籍金だけで見れば、降格したクラブであり、買い叩くことはできる可能性はある。それでも、クリスタル・パレスMFシェイク・ドゥクレやバイエルンMFライアン・フラーフェンベルフらが優先されるべきであり、あくまで滑り止めくらいに捉えておくのが良さそうな気もする。
はたして、リバプールは新たなミッドフィルダーとして、誰をアンフィールドに迎えるのだろうか…?