リバプールがバイエルン・ミュンヘンからのさらなる補強?オーストリア代表DFダビド・アラバ獲得の噂が急浮上

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David Alaba heading to LFC? 移籍

ご存知の通り、リバプールのディフェンス陣は問題を抱えている。要のフィルジル・ファンダイクが負傷離脱し、復帰まで長期間かかる見通しで、ジョエル・マティプも怪我には悩まされ続けている。追い討ちをかけるが如く、ファビーニョも負傷交代。幸い長期離脱にはならないようだが、長ければ1ヶ月間は試合に出られない。

これが意味するのは、ジョー・ゴメスだけしか残っていないという事実。リース・ウィリアムズが好パフォーマンスを見せ、評価を高めているものの、トップチームでの経験値が少なすぎて計算が立つかは未知数。とはいえ、ジョーダン・ヘンダーソンでは不安だし、純然たるセンターバックであるリース・ウィリアムズやナサニエル・フィリップス辺りの選出が順当だ。

来年1月までの2カ月間は現有戦力で対応しなければいけない。しかし冬の移籍市場でセンターバック獲得に失敗した場合に、センターバックの誰かが負傷すれば、今回と同様に緊急事態に陥る。つまりは、次の移籍マーケットでは確実にセンターバックを手に入れなければいけない。ベン・ホワイトやダヨ・ウパメカノなど連日様々な選手がニュースに取り上げられている。

そんな獲得候補リストに、バイエルン・ミュンヘンのスター選手であるダビド・アラバが加わった。スピードスター、アルフォンソ・デイヴィスの台頭により、昨シーズンからセンターバックへとポジションを変更しながらも、毎試合で堅実なプレーで監督の起用に応えていた。今夏バイエルンからはチアゴ・アルカンタラを獲得しており、連続での補強となると興味深い。

急浮上した理由は、オーストリア代表DFが契約延長を拒否したため。チアゴ・アルカンタラと同じルートを辿っている。このまま契約が結ばれなければ、来年の夏にはフリーエージェントになる。つまり、来年1月から各クラブと自由交渉が行える権利を獲得する。チアゴのケースと同様、無料で放出したくないバイエルンからすれば、少しでも移籍金を得るため、冬の移籍市場での退団を容認する可能性が高まった。

代表では中盤での起用も多く、元々中盤の選手であり、ボールコントールは申し分ない。クラブでは長年左サイドバックを担い、豊富な運動量や高い精度を誇るパスセンス、試合を読む能力など様々な要素で高いレベルを発揮し続けた。センターバックにコンバートされても柔軟に対応し、高すぎる適応力を見せ付けた。

ユベントスやインテル・ミラン、レアル・マドリードなど各国の強豪クラブが獲得合戦を繰り広げるであろうダビド・アラバは、高いディフェンラインを維持し、時にはロングフィードで局面を打開する能力が求められるリバプール守備陣には打ってつけの人材。センターバック経験こそ少ないが、プレミアリーグでも十分に活躍できるだろう。

フリーエージェント選手の獲得に定評があるユベントスは強敵だ。ただ、来年の夏での獲得を想定しているはずで、来年1月の獲得となると獲得レースを離脱するクラブも多くなるかもしれない。契約切れが迫っているが、決して割安での放出はない。それでも、ベン・ホワイトら人気銘柄に比べると、金額が低く抑えられる。

一方、リバプールの補強戦略とは乖離している。緊急事態のため、ファンダイクやアリソン・ベッカーのように、選手としてピークを迎えた年齢の選手だとしても、獲得の余地はある。チアゴ同様に、プレミアリーグのブランドも大きな魅力になる。

仮に来年1月に迎え入れられれば、これ以上ない素晴らしい補強になることは間違いない。リバプールのディフェンス戦術さえ理解でいれば、リーグへの適応はさほど心配いらないだろう。実際に獲得に動いているとは思えないが、アンフィールドで躍動するダビド・アラバを見てみたいのは、サポーターの誰しもが願っている…はずだ。

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