サウジアラビアが大暴れをしたこの夏の移籍市場。プレミアリーグも例に漏れず、潤沢な資金力を背景に、国内外からトッププレーヤーを獲得してきた。大型移籍で言えば、アーセナルがウェストハムからイングランド代表MFデクラン・ライスを獲得。
チェルシーはブライトンからエクアドル代表MFモイセス・カイセドをチームに迎えた。他にも、ブライトンはバルセロナからアンス・ファティをレンタルし、マンチェスター・シティは若きクロアチア代表DFヨシュコ・グヴァルディオルを補強し、盤石な体制を整えた。
リバプールは中盤の刷新に取り組み、ドミニク・ソボスライや遠藤航、ライアン・フラーフェンベルフ、アレクシス・マック・アリスターの4名が加わった。
現役時代にはプレミアリーグで数多くの試合に出場した元オーストラリア代表GKマーク・シュワルツァーは、今夏の移籍市場について尋ねられると、名だたる移籍劇の中でも、マック・アリスターが現時点では今シーズン最高の補強だと応えた。
「アレクシス・マック・アリスターは、移籍金の面でも、プレーヤーの質の面でも、おそらく、もしかしたら、今シーズンで最高の補強のひとりになるかもしれない。」
「私にとっては、マック・アリスターがこのシーズン、少なくともこれまでのマーケットでのベストな補強と言える。」
Optus Sport Football Podcast
プレミアリーグ開幕節からレギュラーに定着し、ボーンマス戦では不運のレッドカードを提示されたが、安定的なパフォーマンスを披露している。中盤の底を任される試合も多く、中盤における柔軟性の高さを発揮しており、すでに欠かせない選手として存在感を示している。
これからも高いレベルでのプレーぶりが期待されるアルゼンチン代表ミッドフィルダーは、他の候補者や冬の移籍市場で加わる選手たちを押しのけ、今シーズンが終了した時点でも最高の補強として名前を挙げられることだろう…