昨シーズン、プレミアリーグで6位と躍進を遂げたブライトン。アイルランド代表FWエヴァン・ファーガソンは、18歳ながらもシーズン途中からプレー時間を伸ばすと、国内リーグで10回スタメン出場を果たした。
途中出場も9回を数え、若きストライカーにとっても飛躍の年となった。リーグにおける得点数は6ゴールだったが、今季はその数字をすでに射程圏内に捉えている。ニューカッスル戦でハットリックを決め、4試合4ゴールと量産体制に入った。
恵まれた大柄な体格にも関わらず、繊細なプレーで周りとの連携も抜群。左ウイングの日本代表FW三笘薫、右ウイングの元イングランドU-21代表FWソロモン・マーチらの攻撃力に加えて、グラハム・ポッター監督時代にはゴール数に苦しんだブライトンに、中央からも得点が取れる選手が現れた。
長い間にわたって、プレミアリーグやチャンピオンズリーグを舞台に戦っていたオランダ代表DFフィルジル・ファンダイクも若きストライカーの才能を評価しており、将来は明るいと自らの意見を口にした。
「インターナショナル・ブレーク直前にハットトリックを決めれば、彼は自信に満ち溢れるはずだよ。」
「彼はアイルランドにとって、将来的にも有望なストライカーのように見える。」
すでに強豪クラブの関心を集めているアイルランド代表フォワードは、今シーズンの活躍次第では、来夏にもステップアップの可能性がある。得点に加えて、連携で攻撃を活性化できるセンターフォワードは、多くのチームにとって魅力的な人材だ。
はたして、数々のストライカーと対峙してきたオランダ代表キャプテンも有望と応える10代の若き逸材は、どこまで成長するのだろうか…？