大きな波紋を呼んだ、トッテナム対リバプールの一戦。様々な判定に疑念が向けられる中、最も注目を集めたのが、コロンビア代表FWルイス・ディアスが決めた先制弾。オフサイドもなく、正当なゴールだったにも関わらず、審判団のミスコミュニケーションでゴールは取り消された。
その直後には、トッテナムに先制ゴールが生まれたことも相まって、リバプールの怒りは収まらず、当日の会話内容を開示するように要求。映像とともに公開されたコミュニケーションには、間違った判定を下してしまい、困惑する声も混じっていた。
誤審の当事者となってしまったリバプールFWだが、試合を裁くレフリー陣の人間だと主張し、批判するのではなく、選手も審判団も気持ちを落ち着かせて、次の試合に向かわなければならないと語った。
「あのゴールの問題は少し複雑だった。」
「あのときは、自分だけでなく、チームメイト全員に大きな衝撃を与えた。試合中、そのことについて何度も話し合ったが、自分たちにとってプラスになる結果だった。」
「このようなことは起こり得ることで、審判も人間だ。リラックスして次の試合に臨まなければならないね。」
El Heraldo
敗戦を喫したトッテナム戦、引き分けに終わったブライトン戦と足踏み状態が続くリバプール。それでも、気持ちのこもった戦いぶりは継続しており、先制点を許す試合が多いのが難点だが、しっかりと勝ち点を積み重ねてきた。
ブライトン戦では少し精彩を欠いたコロンビア代表ウィンガーだが、インターナショナルマッチウィーク後の次節エバートン戦では、キレのあるドリブル突破や得点に絡むプレーを見せてくれることだろう…