チェルシーでは不遇の時代を過ごしたものの、イタリアでふたたびキャリアを軌道に乗せると、2017年にリバプールにステップアップ。プレミアリーグに再挑戦したエジプト代表FWは、ロベルト・フィルミーノやサディオ・マネと得点を量産し続けた。
フロントスリーの2人が抜けた今も、攻撃陣の中心的な役割を担っている31歳ウィンガーは、アンフィールドではこれまで315試合192ゴール83アシストを記録。エジプト代表でも88試合で51ゴールを奪っており、クラブと代表の両方で高い得点力を発揮している。
リバプールでも絶対的な存在であるが、それは代表チームでも変わらない。同国代表を率いるルイ・ヴィトーリア監督は、名だたるスター選手の名前を列挙しつつ、エジプト代表にとって同選手がどれほど重要な存在であるかを力説した。
「サラーは代表チームにおいて非常に重要だ。」
「そして、こうした世界的な選手は、事実、彼らが代表する様々なチームにおいて非常に重要なんだ。」
「メッシやクリスティアーノ・ロナウド、サラーやネイマール、ムバッペ…ビッグチームにはこのような選手たちがいる。」
「サラーは、グループ全体にとてもポジティブな雰囲気をもたらしてくれる。前向きなエネルギーが伝わってくるんだ。」
「このような選手がいることで、チームも誇りを感じることができる。」
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