ファビーニョがアンフィールドを離れたことで、リバプールは守備的ミッドフィルダーを求めて、モイセス・カイセドやロメオ・ラビア獲得に動き出したものの、いずれのプレーヤーもチェルシー移籍を決断。最終的には、日本代表MF遠藤航を獲得した。
リバプールの戦術やプレミアリーグにまだ慣れていない日本代表キャプテンは、国内リーグでのプレー時間は限定的。一方で、プレシーズンから参加している元ブライトンMFアレクシス・マック・アリスターが中盤の底を務めている。
強烈なプレスにも動じないボールコントロールとパスを持ち合わせるアルゼンチン代表MFは、十分にアンカーとして役割をこなしているものの、フィジカルやアスリート能力で上回る選手に簡単に突破を許すシーンも少なくはない。
昨シーズンは、ブライトンでモイセス・カイセドがその部分を担ってくれていたが、中盤の底が1枚しかいないリバプールでは両方の役割を全うしなければならない。元マンチェスター・ユナイテッドDFガリー・ネビルは同ポジションに、デクラン・ライスやロドリのような選手がいれば、プレミアリーグ優勝も夢ではないと語った。
「彼らには、スパーズよりは可能性がある。それに疑いの余地はない。」
「リバプールは何かを持っていると思う。今日、彼らは本当に優れたブライトンを相手にプレーしていた。彼らには傑出したゴールキーパーがいる。そしてゴールを決められるストライカーがいる。フォワード陣も良い。」
「中盤は攻撃的だ。ロドリが戻ってきたとき、あるいはライス、パルティ、ジョルジーニョを見たときの守備の安定性。リバプールにはそれがあるのだろうか?デクラン・ライスをリバプールの守備的ミッドフィルダーに置いたり、ロドリをそこに置いたりすれば、リバプールは間違いなくタイトルを狙えるだろう。」
The Gary Neville Podcast