RBザルツブルクからRBライプツィヒとステップアップを遂げたギニア代表MFナビ・ケイタは、ブンデスリーガでのパフォーマンスを認められ、リバプールに移籍。背番号 “8” を与えられ、大きな期待をもって迎え入れられた。
しかし、アンフィールドでは怪我に次ぐ怪我で、良いコンディションを保てた時期の方が短かった。結果的には5年間の在籍だったものの、目覚ましいプレーを見せるシーンは少なく、2023年の夏に契約満了とともにチームを離れた。
新天地として、馴染みのあるドイツに戻り、クラブはヴェーダー・ブレーメンを選択。ただし、新たな場所でも負傷に苦しんでおり、あまり多くの試合に出られていない。リバプールでの日々やブレーメンでのスタートダッシュ失敗に触れたギニア代表MFは、家族が支えてくれたことを明かした。
「リバプールでの時間は苦しい時期だったことは認めるよ。すぐにでもスタートしたかったのに、この怪我が起きてしまった。」
「家族、特に妻が僕を支えてくれたことにとても感謝している。生まれたばかりの娘も大きな助けとなった。生後6カ月になる娘は、僕の人生における大きな財産だ。」
「僕がリバプールを離れることはハッキリしていたし、新しいことをする準備もできたよ。」
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プレミアリーグ優勝争いやチャンピオンズリーグ制覇などタイトル獲得にチャレンジすることが最低目標とされていたリバプールとは違い、現時点でブンデスリーガで14位に沈むブレーメンとは掲げる目標は全く異なる。
元リバプールMFは現在のクラブにおけるゴールは違うことを認めつつ、将来的にはブレーメンも上位争いやヨーロッパリーグに食い込む可能性についても否定することはなかった。
「そうだね、ここでは以前プレーしていたクラブとは違う目標がある。チャンピオンズリーグは、今のところヴェーダー・ブレーメンで考えていることではないんだ。」
「でも、僕はいつも言っているんだ。いつかの日か、もっと上のリーグに参加する日が来るかもしれないとね。」
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