モハメド・サラーの後継者として、リバプールがバイエルン・ミュンヘンFWレロイ・サネに関心を持っているとの報道が世界中を駆け巡った。その真意こそ不明だが、エジプト代表ウィンガーの後釜は確保しなければならず、来夏に向けての話題となっている。
リバプールとドイツ王者との関係は活発で、2020年に元スペイン代表MFチアゴ・アルカンタラがアンフィールドに移籍する一方で、昨夏の移籍市場ではセネガル代表FWサディオ・マネがブンデスリーガに新天地を求めた。
この夏にもバイエルンから元アヤックスMFライアン・フラーフェンベルフを獲得したリバプールは、同クラブに所属するドイツ代表MFジャマル・ムシアラにも関心を示しており、ユルゲン・クロップ監督もその能力を評価していると、独『Sport Bild』が報じた。
20歳にも関わらず、ドイツのトップクラブで133試合32ゴール25アシストを記録しており、同国代表としても25試合2ゴールを挙げている。クラブと代表の両チームでレギュラーの座を掴んでおり、次世代を担うミッドフィルダーのひとりだ。
過去には、サウサンプトンやチェルシーのアカデミーでもプレー経験を持ち、イングランドU-21代表でも2試合に出場。フル代表こそドイツを選んだものの、幼い頃からイギリスで育っており、イングランドでの生活には慣れている。
クリスチャン・フォルク氏(ドイツ人ジャーナリスト)によれば、2026年まで契約を結ぶシュトゥットガルト出身MFは、契約更新に向けた話し合いを始めておらず、来夏には残り2年の期間を迎えることになる。
Our Story: FC Liverpool is interested in Jamal Musiala (20) @FCBayern. His agents are currently not talking to the club about extending his contract (Til 2026) with Bayern @SPORTBILD @altobelli13
— Christian Falk (@cfbayern) October 17, 2023
とはいえ、2年も残っていると莫大な移籍金を要求される可能性は高く、獲得できる可能性は低いと言わざるを得ない。それでも、アンフィールドでは確実に主力になれる選手であり、もしもリバプールでプレーしてくれる未来にはワクワクを隠しきれない…