2015年10月にリバプールの指揮官に就任したユルゲン・クロップ監督は、鳴かず飛ばずだったチームを蘇らせ、マンチェスター・シティとプレミアリーグの優勝を争うほどに。チャンピオンズリーグ制覇も達成し、30年ぶりにイングランドの王者に輝いた。
2026年まで契約を結んでいるドイツ人指揮官だが、母国では不振を極める同国代表の監督就任を希望する声が絶えない。次期監督として、たびたび名前が報じられる同監督はクラブではオーナー陣からの信頼も厚く、2026年を超えてもチームを率いる可能性は否定できない。
クリスチャン・フォルク氏(ドイツ人ジャーナリスト)によれば、現時点でクロップ監督が現行契約を更新することはあり得ないとしたうえで、ドイツ代表の現状を引き合いに出し、同チームの監督就任を匂わせた。
「ユルゲン・クロップへの契約オファーが報じられているが、現時点では大きなトピックではない。」
「それはクロップのプランではない。リバプールが彼にプレッシャーをかけたとも思えない。彼が前回の契約に早くサインしたことは、誰もが驚いたはずだ。現行の契約が終わりに近づくまでは、この話は出てこないと思う。」
「ドイツ代表で起こっていることを見ればわかるだろう。これは彼の将来にとって大きな目標だと思う。だから、すぐに新契約にサインすることはない。」
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