昨シーズンの終盤に、賭博規則違反によるサッカー関連活動の停止処分を命じられたブレントフォードFWイヴァン・トニー。その期間は8カ月間で、今年の1月17日まで試合に出られなかったが、プレミアリーグ第21節ノッティンガム・フォレスト戦からふたたびピッチに立つことが許される。
27歳ストライカーは、跳躍力を活かしたポストプレーに加えて、周りとの連携にも対応できる足元の技術を持ち合わせる。さらに、ゴール前での得点力も有しており、ブレントフォードではこれまで124試合68ゴール21アシストと見事な数字を残している。
元リバプールFWスタン・コリモアは、2023年にはイングランド代表デビューも飾っているノーザンプトン出身フォワードの能力を大絶賛。古巣クラブに対して、オランダ代表FWコーディ・ガクポを売却し、同選手を獲得すべきであると持論を展開した。
「私からすれば、もしもリバプールが獲得に乗り出せば、それは完璧だと思う。すでに前線に豊富なフォワードを抱えているのは知っているが、もし今後数カ月でそのうちの誰かが放出されるなら、ブレントフォードのスターは素晴らしい補強になるだろう。私はトニーを高く評価していて、彼がサラーとディアスの間に入ってくるのが想像できる。」
「リバプールはおそらく彼を見て、”我々には向かない” と言うだろうが、もし私がレッズだったら、リバプールのストライカーとして活躍するとは思えないガクポを手放し、トニーと入れ替えることを本心から望むだろう。もしブレントフォードに現金とガクポを提示したら、ビーズはそれに応じるだろうか?」
「トニーは伝統的な9番としてプレーできるし、ポジションを下げることもできる。そしてムベウモとコンビを組めることも証明している。私なら、ブレントフォードに声をかけるだろう。」
CaughtOffside
27歳フォワードに対しては、点が取れるストライカーを求めるアーセナルが熱視線を送っているとも言われており、近い未来に移籍する可能性も否定できない。
はたして、2025年6月まで契約を結ぶ同選手は、さらなるステップアップに踏み切るのだろうか…?