セルティックやサウサンプトンを経て、世界を代表するセンターバックに成長したオランダ代表DFフィルジル・ファンダイク。アンフィールドでも最終ラインを見事に統率し、プレミアリーグでも屈指のディフェンス陣を引っ張り続けている。
今年7月には33歳となる長身センターバックだが、契約の残り期間が1年半と迫っている。2025年6月にはフリートランスファーとなるため、リバプールは契約更新を狙っているとも言われる中、同選手は去就に言及。今後の体制が決まっていない段階での明言を避けた。
「自分が新時代の一員になれるのか?それは大きな疑問だ。」
「どうだろうね。あと1年半?その通りだ。いい計算だ。よく分からない。」
「周知の通り、クラブは大きな仕事を背負うことになる。監督だけでなく、スタッフ全員を入れ替えることになる。そして変わることがたくさんある。どのような方向に進むのかとても気になるが、それが発表されれば、僕たちの状況が判明するだろう。それについて多くを語ることはできない。」
「ユルゲン・クロップの時代が終わることになり、僕はまだその一部なんだ。だから、そのことは話したくないんだ。シーズンの終わりには、みんなが夢見るような成功を収めたいし、その頃にはクラブが将来的に何を望んでいるのか、おそらくもっと明確になっているだろう。」
LiverpoolECHO
ディフェンスリーダーとしてセンターバック陣の中心に君臨し、ロングフィードやヘディングでは攻撃でも貢献。チームに欠かせない存在として、新時代を担うイブラヒマ・コナテやジャレル・クアンサーらに薫陶を授けている。
まだまだレギュラーにいて欲しい選手であるが、ユルゲン・クロップという偉大すぎる存在を失い、キャリアも終盤に近づいていることもあり、今後については熟考することだろう…