リバプールやリーズらプレミアリーグ勢に加え、ドルトムントらブンデスリーガ勢も興味津津…レディング有望株マイケル・オリーズ獲得レースを制するのは?

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Liverpool & Leeds are after Michael Olise 移籍

プレミアリーグ好きには聞き覚えのあるクラブ名・レディング。リバプールでもプレー経験もあるオビエ・エジャリアが今シーズンから完全移籍で加入したクラブであり、かつて2度プレミアリーグ昇格を果たしており、計3シーズンを過ごした。最高成績は2006/07シーズンの8位…それ以外はともに降格圏に沈み、チャンピオンシップへの降格を味わっている。

今シーズンはここまで6位と健闘しており、上位争いを繰り広げている。そんなチームにおいて、ブレークを果たしたフランス人MFマイケル・オリーズが好パフォーマンスを披露し続けている。昨季の後半戦から出番を得るようになった19歳のオリスは、今シーズンの開幕から主力として、20試合4得点を記録している。

驚異的なボディーバランスと緩やかなドリブルで相手ディフェンスをきりきり舞いにする。左足から繰り出す正確かつ巧みな長短のパスで、チャンスを演出もできる。さらには、素早い切り替えから守備にも奔走できそうに思える。フランスU-19代表にも選出された経験を持ち、ポテンシャルに溢れる中盤の選手である。

レディングは2022年までの契約の延長を望み、移籍金の積み増しを狙っている。その背景には、800万ポンド(約11.2億円)の移籍条項が含まれており、安価での放出を避けたい意向がある。リバプールとリーズは契約に記載された移籍金に目を付け、格安で将来有望な若手の獲得を検討している。

過去にはアーセナルやウルヴァーハンプトン・ワンダラーズらの関心も伝えられており、プレミアリーグの数多くのクラブが元フランスU-19代表の去就に注目している。2015年まではチェルシーユースに所属した経歴を持っており、チェルシーは再三に渡り、期待のホープを簡単に放出した結果になった。

プレミアリーグだけに留まらず、ボルシア・ドルトムントやRBライプツィヒなどのブンデスリーガ勢に加え、モナコやナポリらヨーロッパの強豪に成長をスカウティングされる同選手だが、レディング監督ヴェリコ・パウノヴィッチはポテンシャルの高さを認めつつも、成長に集中すべきであると主張している。

「マイケルは非常に優れたタレントで、土曜日の試合では見事なプレーを披露した。」

「チームが好調な時には、個人が引き立てられる。今回のケースで言えば、マイケル・オリーズが注目され、彼のポテンシャルが認知され始めたね。私たちは常に彼をサポートし、彼は学び続けなければならない。」

「彼がさらに成長しなければいけないし、将来的にはより良い選手になり、より多くのことができるようになるだろう。現状に満足せずに、理想を追い続けるように、と勧めているよ。」

「彼は成長し続け、成熟しなければいけない。若い選手にとっては、一貫性は最最優先して身に付けるべき要素であり、与えられるようにクラブとして支えている。」

獲得レースは激戦を極める…移籍金の釣り上げではなく、移籍先がいかに成長に有益かを示せるかが交渉の鍵となる。トップチームでの出場機会を求め、ボルシア・ドルトムントに入団したジュード・ベリンガムやジェイドン・サンチョの例に学ぶのであれば、ドイツは最適な成長の場に映るだろう。


それでも、トップレベルの選手たちと日々を共にできるプレミアリーグでの経験も貴重に映るはずであり、リバプール含めて、熾烈な獲得交渉が待っていそうだ。果たして、どのクラブがマイケル・オリーズの契約を勝ち取るのか…見逃せない獲得レースであることには間違いない。

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