今季限りでリバプールの指揮官の座を退くユルゲン・クロップ監督は、来シーズンは休暇に充てる見通し。2024/25シーズンには新たな監督が誕生するが、バイエル・レバークーゼンを率いるシャビ・アロンソ監督が後継者候補の筆頭と報じられる。
昨シーズン途中から就任したドイツのクラブにおいて、チームを立て直し、今季は目まぐるしい戦績を挙げている。ブンデスリーガの絶対的な王者バイエルン・ミュンヘンにも快勝を収めるなど、ヨーロッパでも屈指の若手指揮官として認識され始めている。
自身の後継者と持て囃されるシャビ・アロンソについて、ドイツ人指揮官が口を開いた。ブンデスリーガでの功績を褒め称えつつも、これまで前線を走り続けてきた監督たちに変わって、若手指揮官が台頭する時期に差し掛かっていると語った。
「シャビは信じられないような仕事をしている。」
「もしも噂がなければ、それは完全に無関係なことだ。もし8週間前にシャビ・アロンソについて聞かれたら、私は “なんてこった “と思っただろうね。」
「いつも言っていることだが、恐竜と呼ばれる、アンチェロッティ、モウリーニョ、グアルディオラ、もしかしたら僕かもしれない。モウリーニョはそうかもしれないが、今後20年はやらないだろう。次の世代はすでにそこにいて、シャビはその部門で傑出していると言える。」
「元ワールドクラスの選手であり、コーチ一家であることも少しは助けになる。彼がプレーしているサッカー、セットアップするチーム、彼が手がけた移籍、それは本当に並外れたものだった。」
「私はブンデスリーガで長い間プレーしたけれど、それはとても印象的なことだった。勝ち点だけでなく、そのプレーぶりにもね。」