昨シーズンはレンタル先のボルトン・ワンダラーズで目覚ましいパフォーマンスを披露した20歳DFコナー・ブラッドリーは今季からリバプールのトップチームに定着。ところが、シーズンの前半戦を怪我で離脱。
出遅れたものの、リーグカップのフラム戦で先発出場すると、攻守両面で抜群な活躍を見せ、いまや頼れるサイドバックに変貌を遂げた。イングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドが試合に出れない日々も、その不在を感じさせていない。
しかし、チームのトレーニングでは悪夢が待ち受けているそうだ。北アイルランド代表ディフェンダーは、コロンビア代表FWルイス・ディアスとの対峙に苦戦しており、将来有望株のサイドバックにとって “ナイトメア” になっていることを明かした。
「彼はトレーニング中の僕にとって最悪の悪夢で、対戦するのは嫌なんだ。」
「彼は左にも右にも行ける。今、素晴らしいプレーを見せているし、これからもそうであるだろう。」
「誰かがラインを下げたり、中に入ってきたりするのは、サイドバックにとって最悪の事態だ。悪夢でしかないよ。」
「左足でも右足でもプレーできるのは、僕たちにとっては素晴らしいこと。彼は相手チームに様々な問題を引き起こす。」
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まだまだ身体が出来上がっておらず、対人守備では脆さを露呈する場面も少なくはない。とはいえ、粘り強いディフェンス力に加えて、攻撃における独特なドリブルや身のこなしで、相手の守備陣をスルスルと抜けていく。
自らもゴールに迫るシーンも多く、今年1月末にアンフィールドで行われたチェルシー戦では1ゴールに2アシストと大暴れ。若き北アイルランド代表ディフェンダーの物語は、まだまだ始まったばかりで、これから数々の偉業を成し遂げていくことだろう…