2022年にブレンビーIFからジェノアに加入した22歳MFモルテン・フレンドルップは、イタリアの地で成長を続け、いまやチームに欠かせない存在になった。今シーズンも累積警告による出場停止以外の全試合に出場を果たしており、安定感のあるパフォーマンスを継続している。
昨年の夏には数多くのミッドフィルダーをスカウティングしていたリバプールも同選手に関心を示しており、ユルゲン・クロップ監督のお気に入りとも報じられたことも。同監督が退任予定で、体制が刷新されるクラブにおいて移籍の話が再燃するとは思えないが、デンマーク人MFもセリエAでのプレーを優先するかもしれない。
イタリア紙『Gazzetta dello Sport』によると、元デンマークU-21代表ミッドフィルダーは所属クラブとの契約延長を熱望しており、2026年6月までの現行契約を超えて、ジェノアでの活躍を狙っているようだ。
最近のプレーぶりで評価額も鰻登りの若きミッドフィルダーとの新契約を希望するのは、選手側だけではなく、クラブ側も同じ気持ち。給与額もアップした条件を用意し、年数も4年契約を提示することで、チームの主軸の流出を避けたい構えだ。
新たな契約を結んだ暁には、さらにリバプールが手出しするのが難しくなる。来シーズンには、新指揮官がアンフィールドにやってくるだけに、チーム作りは未知数な部分も多い。
はたして、周囲の予想とは別に、デンマーク人MFがイングランドでの新たなチャレンジに挑むことはあり得るのだろうか…?