2025年6月まで契約を結ぶエジプト代表FWモハメド・サラーに対して、サウジアラビアが昨年に続き、この夏の移籍市場でも攻勢をかける見通しだ。アル・ヒラルやアル・イテハドの2クラブが巨額オファーを準備しているとも言われ、リバプールの決断に注目が集まる。
さらには、数々のタイトルをともに勝ち取ってきたユルゲン・クロップ監督が退任することもあり、その去就については様々な憶測が流れている。一方で、レッズも契約更新を狙っており、マイケル・エドワーズやリチャード・ヒューズらに課せられたタスクだ。
とはいえ、エジプシャン・キングも32歳を目前にしており、後継者探しを進めている。その筆頭と見られているのが、PSVアイントホーフェンに所属する20歳FWヨハン・バカヨコ。同クラブのトップチームでは、これまで77試合15ゴール18アシストを決めてきた。
英『the Metro』によれば、リバプールとチェルシーは将来有望な同選手に対しての関心を深めており、この夏のトップターゲットに据えているようだ。
多くの若き逸材を輩出してきたエールディビジにおいて、次なるタレントのひとりとして評されるベルギー代表ウィンガーは、恵まれた体躯と高いアスリート能力で、相手の左サイドバックに試練を与え続けている。
チェルシーは、トッド・ボーリーがチームを買収して以来、長期的に活躍できる20代前半の選手をかき集めている。30歳を超えているのが、ブラジル代表DFチアゴ・シルバくらいしかいないが、その補強方針に変わりない。
ただし、イングランドU-21代表FWノニ・マドゥエケが在籍しており、ドリブルでゴリ押しする似たようなプレースタイルだけに、ロンドンのクラブが同じような選手を獲得に本腰を入れるかは未知数だ。
この冬には、ブレントフォードがオファー出したベルギー代表の期待の若手は、この夏にプレミアリーグにステップアップを果たすのだろうか…?