約9年間にわたって、アンフィールドで監督を務めてきたユルゲン・クロップは、今シーズンをもってリバプールを退団する。プレミアリーグやヨーロッパリーグ制覇を目指し、最後のシーズンを過ごしており、チームは一丸となって有終の美を飾ることを狙っている。
話題の中心は、ドイツの名将の後釜が誰になるか。ヨーロッパで活躍する若き指揮官が候補に挙がっており、バイエル・レバークーゼンで指揮を執るシャビ・アロンソが最有力と見られていたが、どうやら来シーズンも残留が濃厚になっている。
まだ正式発表には至っていないが、リバプールはこれ以上スペイン人指揮官に執着することない。ファブリツィオ・ロマーノ氏はクラブ内部でオプションについて議論が進んでおり、ルベン・アモリム含めた複数の監督を検討していると伝えた。
「リバプールがシャビ・アロンソを待つことはもうない 。ルベン・アモリムが内部で議論されたオプションであり、唯一の選択肢ではない。」
「バイエルンはシャビ・アロンソが正式な決断を下すまで待つ用意があるが、彼は2025年6月までレバークーゼンに留まる予定だ。」
🚨🇪🇸 Liverpool won’t wait anymore for Xabi Alonso — as Ruben Amorim will be an option already discussed internally, not the only one.
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) March 28, 2024
Bayern are prepared to wait until Xabi make official decision, but he’s expected to stay at Leverkusen until June 2025… with release clause. pic.twitter.com/3ZychLFUYe
リバプールとは異なり、バイエルン・ミュンヘンは最後の最後までシャビ・アロンソに狙いを定めている。今シーズン、苦杯を舐めているレバークーゼンを率いる指揮官の引き抜きは相手チームの弱体化にも繋がり、今季絶望のブンデスリーガ優勝にギアを入れ直す構えだ。
はたして、リバプールはポルトガル人監督に白羽の矢を立てるのか、もしくはここまで名前が挙がっていない監督がアンフィールドで指揮を執る未来はあるのだろうか…?