エジプト代表FWモハメド・サラーとの契約延長を狙うリバプールだが、サウジアラビアも強烈な関心を示しており、この夏の移籍市場においても巨額のオファーが届く見通しで、新たな指揮官にとっては難題が降りかかることになる。
リバプールは新たなフォワード探しも並行して進めており、PSVアイントホーフェンのヨハン・バカヨコやウルヴァーハンプトン・ワンダラーズのペドロ・ネトらが候補に挙がっているが、非現実的なターゲットとしてレアル・マドリードのブラジル代表FWロドリゴへの関心が報じられている、
海外メディア『El Debate』によれば、リバプールは同じくレアル・マドリードに所属し、代表でも同僚の23歳FWヴィニシウスに対しても興味を抱いており、チェルシーやパリ・サンジェルマンらと獲得レースを展開する可能性があるようだ。
フランス代表FWキリアン・エムバペの加入が近づくレアル・マドリードだけに、来シーズンに向けて、チーム内での競争が激しくなる。出場機会が減少するかもしれないブラジル代表コンビの去就を巡り、最近は様々な憶測が流れている。
ただし、レアル・マドリードは彼らの売却には前向きではなく、2027年6月まで契約を結ぶブラジル代表ストライカーには高額な移籍金を要求される可能性が高い。パリ・サンジェルマンは例外だが、リバプールにはその予算を捻出する余裕はなく、チェルシーもファイナンシャル・フェアプレーの関係でひとりに巨額オファーを提示しにくい。
スペインの首都に残留するのが既定路線だが、プレー時間の減少を危惧してクラブに退団を申し入れることはあるのだろうか…?