2021/22シーズン、チャンピオンシップのフラムで大活躍を見せ、38試合11ゴール8アシストを決め、攻撃陣を牽引したポルトガル人MFファビオ・カルヴァーリョ。翌シーズンにはリバプールにステップアップを果たすが、アンフィールドでは首脳陣の信頼を勝ち取るには至らず。
今シーズンはブンデスリーガのRBライプツィヒにレンタル移籍。ところが、レギュラーになりきれず、この冬にローンを終了。別で出場機会を与えてくれるクラブを探していたが、ハル・シティに今季終了までのレンタルが決まり、ふたたびチャンピオンシップでのプレーすることになった。
慣れ親しんだリーグにおいて、本来の姿を取り戻すと、16試合で8ゴールを挙げている。チームはプレミアリーグ昇格を賭けたプレーオフに向けて戦い続けており、その原動力ともなり得るパフォーマンスを見せている同選手に対して、イタリア方面から関心が届いていると、ファブリツィオ・ロマーノ氏が伝えた。
「ファビオ・カルヴァーリョ、ハル・シティへのレンタル移籍で素晴らしい活躍を見せている。1月にチャンピオンシップのチームに加わってから16試合で8ゴールを挙げた。」
「リバプールは彼のパフォーマンスに満足しているが、今夏の移籍市場を前に、イタリアのクラブだけでなく、いくつかのクラブが興味を示している。」
🟠⚫️ Fabio Carvalho, doing fantastic on loan to Hull City as he scored 8 goals in 16 games since he joined Championship side in January.
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) April 14, 2024
Liverpool are happy with his performances while several clubs are showing interest ahead of summer window; Italian clubs and not only. pic.twitter.com/6X9n6gkamD
来シーズンはユルゲン・クロップ監督がアンフィールドを去り、新たな指揮官が就任するリバプール。あまり起用してくれなかった監督に代わり、新しいチームに生まれ変わる中、元フラムMFが中心的な役割を担う可能性もあり得る。
いまのままのプレーぶりを継続し、プレシーズンでもコーチ陣にアピールできれば、リバプールの歴史に名を刻むだけのポテンシャルを秘めている若き攻撃的ミッドフィルダーは、これからプレミアリーグで輝かしいキャリアを歩めるのだろうか…?