2016年にシャルケからフリートランスファーで加入した32歳DFジョエル・マティプだが、リバプールでの生活が終焉に向かっている。負傷癖が出場試合数を制限したものの、200試合以上に出場し、オランダ代表DFフィルジル・ファンダイクの相棒を長らく務めた。
前線へのパスやドリブルでの持ち運びにも定評のある元カメルーン代表DFは、リバプールとの契約は2024年6月までとなっており、新契約締結に向けた動きは見られずに、今シーズンをもって契約満了での退団が濃厚だ。
複数クラブからの関心が寄せられるベテランディフェンダーに対して、イタリア方面からも興味が届いている。海外メディア『Corriere della Sera』によると、ASローマとラツィオの両クラブが、同選手獲得に向けて検討を始めているようだ。
ともにセンターバックの補強に重きを置いており、イングランドおよびヨーロッパでも実績十分な元シャルケのディフェンダーをリストアップしている。また、移籍金なしで獲得できるお値打ちな人材であり、クラブのお財布にも優しい。
ブンデスリーガ、プレミアリーグ、チャンピオンズリーグとトップレベルで活躍し続けてきた32歳のセンターバックは、新たなチャレンジの場として、イタリアを選択するのだろうか…?