ゲルハルト・ストルバー監督が今年4月に退団したレッドブル・ザルツブルクは、暫定監督に代わる指揮官を探している。ヨーロッパの舞台でも常連のオーストリアの強豪クラブは、常勝軍団を維持しつつ、若手の育成にも長けた人材が必要となる。
ザルツブルクを本拠地とする同クラブは、今シーズン限りでユルゲン・クロップ監督とともにアンフィールドを離れるオランダ人コーチ、ペピン・リンダースに関心を示しており、指揮官の座に就任する可能性を探っていると、海外メディア『The Athletic』が報じた。
ドイツ人指揮官とともに数々のタイトルを勝ち取ってきたリバプールの現アシスタントコーチは、指導者キャリアのほとんどをコーチとして過ごしてきたが、NECナイメヘンでは22試合のみ監督を経験している。
決して目覚ましい成績を残したわけではなく、経験値も乏しいが、メガクラブでの指導経験は他に引けを取らない。41歳のオランダ人コーチは、オーストリアで新たなキャリアを歩むことになるのだろうか…?