新たにオランダ人の指揮官を迎えるリバプールは、シーズン終盤にかけて失速したチームのテコ入れを狙っている。主に狙うのは、アタッカーとセンターバックと見られるが、チアゴ・アルカンタラの退団に伴い、中盤にも新たな選手が加わる可能性が報じられている。
イタリア方面から連日のようにニュースが出回るのは、アタランタに所属する26歳MFトゥーン・コープマイネルスを巡る移籍騒動。AZアルクマール時代にともに戦ったアルネ・スロット監督との関係性もあり、アンフィールドへの移籍が伝えられている。
同じくセリエAのユベントスも獲得を狙っており、一部ではイタリア残留が濃厚とも言われる中、イタリア紙『Tutto Atalanta』が新展開を報じた。同紙によれば、レッズはすでにクラブと選手の代理人に接触を図っており、最も現実的な移籍先であるようだ。
具体的な進捗具合や要求額については明かしておらず、詳細は掴めない。フォワードやディフェンダーに予算を振り分ける関係で、ミッドフィルダーに対して多くの金額を投資できない背景があるだけに、6000万ユーロもの移籍金が必要とも噂されるオランダ代表MF獲得に乗り出す確率は低い。
はたして、リバプールは新しいアタッカーとセンターバックに加えて、ミッドフィルダーの強化も同時期に実施することになるのだろうか…?