昨年の夏から複数のクラブから関心を持たれてきたアイルランド代表GKクィービーン・ケレハーは、この冬の移籍市場において、ノッティンガム・フォレストからオファーが届くなど、リバプールで2番手に甘んじるゴールキーパーは人気銘柄になっている。
リバプールではブラジル代表GKアリソン・ベッカーが守護神に君臨しており、負傷で離脱している期間を除き、ゴールマウスを守ることは困難。年齢も25歳となり、レギュラーの座を欲するコーク出身GKはこの夏、違うクラブに移籍する覚悟を固めたと、海外メディア『Football Insider』が報じた。
今シーズンは、アリソンの怪我もあって、プレミアリーグやヨーロッパリーグなどを通じて26試合に出場を果たし、カラバオカップ制覇に貢献。安定感抜群のパフォーマンスを披露し、ピンチにも神がかったセービングも見せた。
アンフィールドでの出番は47試合に留まっており、20代中盤のプレーヤーであることを考えれば、もっとプレー時間を増やしたいのが願望。プロサッカー選手としても出番を求めるのは当たり前で、移籍を志願しても何も不思議はない。
アイルランド代表でも12試合に出場しており、同国のフル代表でも絶対的な地位を築くためにも先発の座を確約してくれるクラブに新天地を求めたいはずだ。
ノッティンガム・フォレストが継続して興味を示すかは分からないが、スコットランドからセルティックも動向に注目するリバプールGKは、今後どのようなキャリアを歩むのだろうか…?