今シーズン、リバプールからマインツにレンタルされていた22歳DFセップ・ファン・デン・ベルフは、ブンデスリーガで33試合に出場。うち、31試合で先発メンバーに選ばれており、監督からの厚い信頼に応えてきた。
ドイツ国内でも評価を高める若きセンターバックだが、同じくオランダ出身のアルネ・スロット新監督がアンフィールドで指揮を執ることになり、来シーズンにはリバプールでチャンスが与えられるという論調も見受けられる。
しかし、マインツは同選手の獲得を諦めていない。ドイツ紙『BILD』によると、ブンデスリーガのクラブは来季も残留することを希望しており、数日以内にリバプールと交渉を開始するようだ。
完全移籍には1000万ユーロが必要になる見込みだが、ドイツのクラブがこの金額をオファーできるかどうかは未知数。ミッドフィルダーやストライカーの確保も狙っているそうで、クレブレコードにもなる移籍金を投じるとは思えない。
現時点では、来シーズンもふたたびローン移籍に向けて話し合いを進めることが予想されるが、リバプールは2026年6月まで契約を結ぶ元オランダU-21代表DFの去就を決めるべき時期が迫っている…