アルネ・スロット政権が始まるリバプールは、新たなアタッカーやセンターバックに注目している。この夏の移籍市場において、最低でも一人ずつの確保を狙っており、ヨーロッパで活躍する選手たちをリストアップしている。
RBライプツィヒでプレーするスペイン代表MFダニ・オルモも、ターゲットのひとりに挙げられている。左右のウイングでも高いパフォーマンスを見せる26歳の攻撃的ミッドフィルダーは、ドイツの地で通算148試合29ゴール34アシストを奪ってきた。
スペイン紙『Mundo Deportivo』によれば、同選手を巡る争奪戦が激化しているようだ。リバプールに加えて、バルセロナやバイエルン・ミュンヘン、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッドが獲得を狙う可能性がある。
獲得を目指すクラブは、今年7月15日まで有効な契約解除条項6000万ユーロを発動しなければ、移籍金が吊り上がるかもしれない。スペイン行きが最優先とも言われるが、いまのバルセロナに捻出するだけの体力があるかは未知数。
それ以外のクラブは、6000万ユーロであれば出すことは問題ない。リバプールにとっては少し高い金額ではあるものの、予算を振り分けることはできそう。
ただし、リバプールが最も必要とするアタッカーは、右ウイングでプレー可能な左利きのプレーヤーだ。ベルギー代表FWヨハン・バカヨコやポルトガル代表FWペドロ・ネトらの名前が浮上しており、モハメド・サラーに代わり、次世代を担える選手を迎え入れたいところ。
はたして、リバプールは人気銘柄のスペイン代表MF獲得に本腰を入れるのだろうか…?