2016年からフェイエノールトで育ち、トップチームでは200試合に迫る出場数を誇るオランダ代表DFルシャレル・ヘールトロイダ。右サイドバックを中心に、センターバックや守備的ミッドフィルダーとしてもプレーでき、今夏の移籍市場にはステップアップする可能性が高まる。
オランダ紙『ADSportwereld』によれば、同選手は人気銘柄になる見込みで、リバプール以外にもトッテナム・ホットスパーやニューカッスル・ユナイテッド、ウェストハム・ユナイテッドの4クラブが動向に注目しているようだ。
リバプールは北アイルランド代表DFコナー・ブラッドリーが台頭し、ジョー・ゴメスが復調したことで、イングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドを含め、右サイドバックの陣容は揃っている。
ただし、トレントには中盤にコンバートされる可能性もあり、ゴメスはセンターバックや左サイドバックでもプレーできるため、右側の専門家を確保する必要性が叫ばれており、今夏の移籍マーケットにおいて獲得に動き出すかもしれない。
さらに、アルネ・スロット新監督とは今シーズンまでともに同じチームで共闘しており、お互いにプレースタイルやキャラクターを理解している点も大きい。監督としても、自分の考えを理解している選手がいるのは心強いはずだ。
獲得することは決して楽なことではないが、リバプールはオランダ代表DFに今後も注目するのだろうか…?