センターバック陣の世代交代に加えて、現在のディフェンダーにはいない左利きのセンターバックの確保を狙うリバプールは、この夏の移籍市場において、新たなセンターバックの獲得に動いており、複数のターゲットが候補に挙がっている。
昨年の夏にも獲得を狙っていたリバプールは、チェルシーに所属するイングランド代表DFレヴィ・コルウィルに接触を図った。ところが、ロンドンに残ることを決断した同選手は、2029年までの長期契約を締結し、アカデミーを過ごしたクラブに将来を誓った。
しかし、エンツォ・マレスカ新監督とともに再出発する中、1年越しに21歳DFの去就が慌ただしくなってきた。リバプールがふたたび接触を試みたとの報道が出る一方で、バイエルン・ミュンヘンも関心を示しており、スカウティングを実施している。
独『Sky Sport Germany』フロリアン・プレッテンベルク記者によれば、ドイツのクラブは獲得に向けた動きを強めているが、チェルシーの要求額を捻出することは難しいと明かしつつも、まだ何か怒るかわからないと今後を匂わせた。
「バイエルンはここ数週間、レヴィ・コルウィルについて問い合わせをしており、今夏の移籍の可能性についても情報を集めている。」
「現段階では、チェルシーは彼を手放さないだろう。しかし、コルウィルはバイエルンの関心が具体的になれば、すぐにでもバイエルンへの移籍に応じるだろう。」
「ただし、移籍金の額はバイエルンにとって高すぎるため、現在獲得のメドは立っていない。」
「しかし、コルウィルはバイエルンの候補に残っている。移籍市場はまだ始まったばかりで、ヨナタン・ターについて、レバークーゼンとはまだ合意していない。まだ多くのことが起こりうる。」
🔵|🔴 FC Bayern have inquired about Levi #Colwill in the last weeks as they also have gathered information about a potential transfer this summer!
— Florian Plettenberg (@Plettigoal) June 16, 2024
⚠️ At this stage, Chelsea won’t let him go. But understand, Colwill would be open to join Bayern as soon as Bayern's interest… pic.twitter.com/GUbMqVOFti