ジョエル・マティプの退団、フィルジル・ファンダイクの年齢とセンターバック陣に解決すべき課題を抱えるリバプールは、今夏の移籍市場において、新たなディフェンダーを迎え入れるために動き始めている。
そして、最近になって話題の中心にいるのが、LOSCリールに所属するフランスU-23代表DFレニー・ヨロだ。レアル・マドリードやパリ・サンジェルマンらも熱視線を送る逸材は、スペイン行きを志願しているとも言われ、イングランド移籍が実現するかは不透明。
海外メディア『Caught Offside』によれば、リバプールは同選手をアンフィールドに連れてくるために高い給与を用意しているようだ。その金額は、ハンガリー代表MFドミニク・ソボスライやオランダ代表FWコーディ・ガクポを超える “週給125,000ポンド” と報じている。
今後10年以上にわたり、トップレベルでの活躍が見込める若き逸材の確保に躍起になるリバプール。すでに4200万ポンドものオファーが拒否されたとの報道も出ており、イブラヒマ・コナテやジャレル・クアンサーらとともに、次世代を担うセンターバックとして注目している。
18歳にして、トップチームで60試合に出場経験を持つ。カンファレンスリーグでも7試合でピッチに立っており、ヨーロッパの舞台でもプレー。いまやヨーロッパでも屈指の若手ディフェンダーとして認識されている。
リバプールがフランス人ディフェンダーを獲得できるかはわからない状況だが、はたして…?