30歳を超えたエジプト代表FWモハメド・サラーは全盛期のようなパフォーマンスを披露できていないが、依然としてエースの座を守っている。ただし、サウジアラビアからの強い関心に晒されており、昨夏に続き、今夏も巨額のオファーが届く可能性がある。
エジプシャン・キングと同様にその去就が注目されているのが、コロンビア代表FWルイス・ディアスだ。バルセロナとパリ・サンジェルマンが同選手の動向に注目しており、ハンジ・フリック新監督が就任したスペインのクラブはとくに関心度が強いと見られる。
財政状況的にリバプールの要求額を支払える余裕がないが、バルセロナは移籍を前に進めたい考えのようで、近くアメリカの地でコロンビア人ウィンガーの代理人とクラブ代表者が話し合いを実施する見通しであると、Breinner Arteta Canizare氏（コロンビア人ジャーナリスト）が伝えた。
「ルイス・ディアスの代理人は、今週か来週、アメリカでスペインのクラブの代表者と会う予定だ。コロンビアのウインガーは、リバプールを去り、リーガ・エスパニョーラに行くための準備はすべて整っているだろう。」
El entorno del guajiro Luis Fernando Díaz Marulanda tendrá una reunión esta o la próxima semana con emisarios de un club de España en los Estados Unidos. El extremo de la Selección Colombia tendría todo encaminado para salir del Liverpool FC e ir a La Liga. pic.twitter.com/hGAHbDQXCj
— Breinner Arteta Cañizares (@ArtetaBreinner) June 17, 2024
アルネ・スロット新監督の指揮下でも左ウィンガーの主軸としての活躍が期待される27歳ウィンガーは、アンフィールドでも欠かせない存在であり、容易に放出する理由はない。移籍金は7500万ポンドを超えるとも予想され、その金額を捻出するには、バルセロナは主力選手の大量放出は避けられない。
来季以降もリバプールの左ウイングでプレーすることが濃厚な元ポルトFWだが、急転直下でスペイン行きが成立することはあるのだろうか…？