ブラジル代表でも守護神を務める31歳GKアリソン・ベッカーの厚すぎる壁に阻まれ、出場機会の確保が難しいアイルランド代表GKクィービーン・ケレハー。プレー時間の増加を求め、この夏の移籍市場での退団が現実味を帯びてきている。
プレミアリーグのクラブでもレギュラーを張れるだけの実力を持っており、複数クラブから関心が届くと見られるが、この冬に1500万ポンドでオファーを提示していたノッティンガム・フォレストがふたたび獲得に動くかもしれない。
英『Daily Mail』によれば、同クラブを率いるヌーノ・エスピーリト・サント監督が同選手を高く評価しており、リバプールからの引き抜きに本腰を入れる可能性があるようだ。
昨シーズンにはアリソンの負傷期間が長く、数多くの試合で好パフォーマンスを披露。すべてのコンペティションを通じて、26試合に出場したことで、これまで2000万ポンドと思われた要求額を引き上げ、3500万ポンドに設定し直しているとも伝えている。
昨季の活躍もあり、アイルランド代表でも守護神の座を射止め、出場試合数も14に伸びている。この成長曲線を維持するためにも、他のクラブでのチャレンジもあり得る。ただ、問題は第3GKアドリアンがスペイン復帰するため、同時期に2番手と3番手を両方失うことを許容するかどうか。
はたして、25歳のゴールキーパーは今夏、アンフィールドを離れることになるのだろうか…?